MACHICOCOは、1分間で組み立て可能な1人用ステンレス製ミニコンロ「ペッタンコンロ」のクラウドファンディングを開始した。14枚のステンレス板を工具なしで組み立て/分解できるのが特長で、“ソロキャンプ”ニーズに応える。
MACHICOCOは2021年2月9日、1分間で組み立て可能な1人用ステンレス製ミニコンロ「ペッタンコンロ」のクラウドファンディングを、同年2月5日から開始したことを発表した。
厚さ1.2mmの14枚のステンレス板を、工具なしで組み立て/分解できるのが特長で、1人でキャンプを楽しむ“ソロキャンプ”ニーズに応える。組み立て所要時間は1分程度だとする。
組み立てたペッタンコンロの背面から炭をくべて利用する。底面部は2重構造を採用し、底面上側の板は側面の板と同様に空気を取り込み循環させて火回りを良くする穴が設けられており、底面下側の板は灰受けとして機能する。
天面には7枚のロースト板が並び、食材を置いて炭火で焼くことができる。また、別売りの鉄板を天面にはめ込んで利用することで、ロースト板の隙間から落ちてしまうような小さな食材も焼くことが可能だ。使用後は30秒ほどでバラバラに分解できるため、洗いやすく、収納や持ち運びにも困らない。
ペッタンコンロは、MACHICOCOの業務提携先で、試作板金加工や多品種少量生産品加工を得意とする豊里金属工業(大阪府)が開発する。同社が2020年に発売した「焼き鳥用コンロ」に対する「もっとコンパクトなものがほしい!」「分解できるものがほしい!」といった声に応えるべく、ペッタンコンロを企画。MACHICOCOがアドバイザーとして開発に携わった。現在、クラウドファンディング「CAMPFIRE」でペッタンコンロのプロジェクトを開始し、支援者を募集中だ。
MACHICOCOは、今後も高い技術力を持つさまざまな大阪の町工場と一緒に、お互いの強みを生かしながら「これは面白い!」と言ってもらえるようなモノづくりを目指すとしている。
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