工学院大学 建築学部 建築学科 教授の鈴木敏彦氏は“Withコロナの暮らしをデザインする”をテーマに、アクリル製の「ポータブルシールド」を開発した。学生だけでなく、社会人や高齢者へのギフト需要にも応えられるウイルス対策製品として販売する。
工学院大学は2021年2月8日、建築学部 建築学科 教授の鈴木敏彦氏が“Withコロナの暮らしをデザインする”をテーマに、アクリル製の「ポータブルシールド」を開発したことを発表した。
鈴木氏が開発したポータブルシールドは、どうしても外出や会合をせざるを得ないときに使用できる、持ち運び可能な携帯型アクリルパーティションである。鈴木氏は、学生が気軽に携帯でき、マスクを取ったときに対面席でも安心して食事をしたり、キャンパスで勉強に集中したりできるようポータブルシールドを考案。卓上にポータブルシールドを設置することで、他者に配慮しつつ、自分自身の身を守ることができるという。
ポータブルシールドの材料は、携帯性を重視して厚さ2mmのアクリル板を採用する。製本用リングで3枚のアクリル板が留められており、観音開きやジグザグ状にして卓上に設置可能(高さ45cm、最大幅60cm)。未使用時は3つ折りにして専用バッグに収納できる。
学生だけでなく、社会人や高齢者へのギフト需要にも応えられるウイルス対策製品として、同日からATELIER OPAでポータブルシールドの販売を開始する。販売価格(税別)は6800円。
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