パナソニック インダストリアルソリューションズは、生産設備の遠隔モニタリングやコントロールが可能なプログラマブル表示器「WH」シリーズを発売した。Webサーバ機能の搭載により、稼働状況などの見える化を促進し、生産性向上に貢献する。
パナソニック インダストリアルソリューションズは2021年1月5日、生産設備の遠隔モニタリングやコントロールが可能なプログラマブル表示器「WH」シリーズを発売した。
WHシリーズは、Webサーバ機能の搭載により、生産設備の稼働状況や生産進捗などを遠隔モニタリングしたり、生産設備を遠隔からコントロールできる。上位サーバやクラウドに接続して取得データを蓄積することも可能で、生産性向上に貢献する。
導入表示器の置き換えとネットワーク接続だけで既存の生産設備へ導入でき、専用ソフトや機器の追加、データベースの構築などが不要で、導入コストを抑えられる。また、設置後のWebサーバ機能の使用ライセンス費用は発生しないため、運用コストも低減できる。
表示器の画面を自由に作画し、そのままWebページとして使用できるツールソフトを内蔵。デバイスのサイズに合わせて画面サイズが自動変換されるなど、使いやすい仕様となっている。
WHシリーズは、スタンダードモデル3機種(画面サイズ4.3、7、10.1インチ)とアドバンストモデル5機種(同5、7、10.1、15.6、21.5インチ)をラインアップする。プロジェクトメモリ容量は240Mバイトで、電圧は24VDCだ。
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