CEATECはオンライン開催でも規模変わらず、6年ぶり出展の東芝が経済産業大臣賞CEATEC 2020 ONLINE(2/2 ページ)

» 2020年10月20日 06時30分 公開
[朴尚洙MONOist]
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電機大手ではパナソニックが今回も出展せず

 テーマエリアの「ニューノーマル」は、「ニューノーマルソリューションズ」「ニューノーマルを支える要素技術・デバイス」「SDGs達成を視野に入れたニューノーマル時代のデジタルまちづくり」という3つのサブエリアに分かれる。各サブエリアには、ニューノーマルに関わる展示が並んでおり「企業ページへ」のボタンをクリックすると各企業の展示ページが開く仕様になっている。

テーマエリア「ニューノーマル」のページ テーマエリア「ニューノーマル」のページ(クリックで拡大)
「ニューノーマル」のサブエリアは関連展示が並ぶ 「ニューノーマル」のサブエリアは関連展示が並ぶ(クリックで拡大)

 Co-Creation PARKでは、スタートアップや大学、研究機関が多数出展する他、それらの活動を支援する日本貿易振興(JETRO)、情報通信研究機構(NICT)、J-Startup、総務省の戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)の展示にもアクセス可能だ。

「Co-Creation PARK」の展示ページ 「Co-Creation PARK」の展示ページ(クリックで拡大)

 リアル開催の展示会は、会場内を歩き回っているだけで今まで知らなかった企業や技術を目にすることができる点が来場の大きなメリットになっている。そういった会場内を歩く機能として用意されているのが「CEATEC GO」だ。ページ上部に常時表示されているメニューの中から靴のマークが付いたCEATEC GOのアイコンをクリックすれば、各社の展示バナーがランダムに表示されるページに移動するので、何か気になった展示があればバナーをクリックすればその詳細を確認できる。

「CEATEC GO」の画面 「CEATEC GO」の画面(クリックで拡大)

 なお、CEATECの展示の中核を成してきた電機メーカーについては、先述した東芝とソニーに加えてシャープ、富士通がプレミア、日立製作所と三菱電機がスタンダード、NECがベーシックで出展している。

 CEATEC 2019の出展を見合わせたパナソニックは、今回もパナソニック本体は出展せず、子会社のパナソニック ソリューションテクノロジーがテーマエリアのニューノーマルに出展するだけにとどまっている。

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