薄型軽量の両眼視タイプスマートグラス、重量49gは世界最軽量ウェアラブルニュース

リコーは、薄型で49gと軽量な両眼視タイプのスマートグラスを開発した。1m先に約30インチの画面を表示できる広い視野角を有している。

» 2020年08月31日 08時00分 公開
[MONOist]

 リコーは2020年8月3日、薄型で軽量な両眼視タイプのスマートグラスを開発したと発表した。重量は49gで、同社によると世界最軽量になるという。軽量化により、一般的な業務や個人レベルでの活用が進むことが期待される。

キャプション 開発中のプロトタイプ(クリックで拡大) 出典:リコー

 今回のスマートグラスには、同社が独自に開発した薄型で軽量のプラスチック導光板を採用。軽量であることに加えて、1m先に約30インチの画面を表示できる広い視野角を有している。

 また、こめかみ付近にディスプレイユニットを配置できる光学系を開発し、鼻に掛かる荷重を市販のメガネと同程度に抑えた。

 同社は今後、事業化に向けパートナーを募集するとともに、実用化に向けてさらなる開発を進める。

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