リコーは、薄型で49gと軽量な両眼視タイプのスマートグラスを開発した。1m先に約30インチの画面を表示できる広い視野角を有している。
リコーは2020年8月3日、薄型で軽量な両眼視タイプのスマートグラスを開発したと発表した。重量は49gで、同社によると世界最軽量になるという。軽量化により、一般的な業務や個人レベルでの活用が進むことが期待される。
今回のスマートグラスには、同社が独自に開発した薄型で軽量のプラスチック導光板を採用。軽量であることに加えて、1m先に約30インチの画面を表示できる広い視野角を有している。
また、こめかみ付近にディスプレイユニットを配置できる光学系を開発し、鼻に掛かる荷重を市販のメガネと同程度に抑えた。
同社は今後、事業化に向けパートナーを募集するとともに、実用化に向けてさらなる開発を進める。
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