IO-LinkマスターでEtherCATに追加対応、5種のイーサネットプロトコルに対応FAニュース

コンテックは、マルチプロトコル対応CONPROSYS IO-Linkマスター「CPSL-08P1EN」がEtherCATに追加対応になったと発表した。5種の産業用イーサネットプロトコル対応となり、ネットワークとIO-Linkデバイスとのデータ通信の幅が広がる。

» 2020年08月11日 07時00分 公開
[MONOist]

 コンテックは2020年7月14日、マルチプロトコル対応CONPROSYS IO-Linkマスター「CPSL-08P1EN」がEtherCATに追加対応になったと発表した。価格はオープンだ。

 CPSL-08P1ENは、複数の産業用イーサネットプロトコルに対応し、産業用フィールドネットワークと国際標準規格「IEC 61131-9」のI/O接続技術「IO-Link」とを効率的に統合するゲートウェイとして機能する。8チャネルの独立したIO-Linkポートを搭載し、IP67の防塵、防水性能を備える。

キャプション CONPROSYS IO-Linkマスター「CPSL-08P1EN」(クリックで拡大) 出典:コンテック

 今回の追加対応によって、EtherCAT、PROFINET、EtherNet/IP、Modbus TCP、CC-Link IE Field Basicの5種の産業用イーサネットプロトコル対応となる。産業用製造装置、工場内通信ネットワークとIO-Linkデバイスとのデータ通信の幅が広がる。プロトコルは本体スイッチの切り替えで選択し、Webサーバ機能搭載のためWebブラウザ上で各機能の設定ができる。

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