DMM.comは、DMM.make 3Dプリント事業で展開する受託造形サービスにおいて、新たにFormlabs製3Dプリンタ「Form 3」を用いた造形に対応した。
DMM.comは2020年7月16日、DMM.make 3Dプリント事業で展開する受託造形サービスにおいて、新たにFormlabs製3Dプリンタ「Form 3」を用いた造形に対応したことを発表した。
これまで同社のDMM.make 3Dプリント事業では、Form 3の装置販売およびレンタルサービスを展開してきたが、新たにForm 3を用いた受託造形サービスをスタートする。
Form 3は、従来の光造形(SLA)方式とは異なる新たな造形プロセス「LFS(Low Force Stereolithography)」を採用し、高精度な造形を追求したプロフェッショナル向け3Dプリンタである。
今回、DMM.make 3Dプリント事業が開始したForm 3を用いた受託造形サービスでは、造形素材として「Elastic Resin」(半透明)と「Gray Pro Resin」(灰色)の2種類に対応する。
Elastic Resinは、柔軟性を備えた半透明の光造形樹脂で、シリコーン製品などのプロトタイプ製作に最適だ。一方、Gray Pro Resinは耐久性に優れ、適度な靭性を備えた光造形樹脂で、プロトタイプから治具製作まで幅広い用途に使用可能だという。
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