太陽誘電は、Bluetoothの最新コア仕様バージョン5.2に対応した無線通信モジュール「EYSNCNZWW」「EYSNSNZWW」を発表した。両製品は方向探知機能に対応しており、屋内施設で位置情報を把握できるため、医療や物流のデバイス用途に適している。
太陽誘電は2020年5月11日、Bluetoothの最新コア仕様バージョン5.2に対応した無線通信モジュール「EYSNCNZWW」「EYSNSNZWW」を発表した。ともに同月中に量産開始予定で、サンプル単価は3000円となっている。
Bluetoothの最新コア仕様バージョンとなる5.2は、低消費電力を維持しつつ、通信速度が向上し、通信範囲も拡大。さらには高度な方向探知機能が追加されている。
両モジュールは同バージョンに対応し、倉庫やオフィスといった屋内施設で人やモノの位置情報を把握できることから、ウェアラブルデバイスや医療機器、物流端末用途に適している。
サイズはEYSNCNZWWが9.6×12.9×2.0mm、EYSNSNZWWが3.25×8.55×1.00mm。いずれもRAMは24KBで、動作温度は−40℃〜+85℃となっている。
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