SAP HANAは2019年4月から本格稼働を開始。データ処理エンジンとしてのバッチ処理時間は約10分の1に低減した。既存の汎用データベースとのデータ転送を含めると、半分以下にまで処理時間を短縮できた。
同社では今後、ソースデータ加工処理の取り込み業務など、別業務への適用を検討していく。
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