続いて「対称度」ですが、JISによると、
データム軸直線またはデータム中心平面に関して互いに対称であるべき形体の対称位置からの狂いの大きさをいう
と定義されています。
線の輪郭度、面の輪郭度については、データムに関連しない場合の「形状公差」でその説明を行っています。データムに関連する場合の公差域の定義を以降で示します。なお、データム有無における比較については、使用例の図面を利用しています。
線の輪郭度も面の輪郭度も、データムがある場合とない場合の違いが分かりにくいかもしれませんが、データムがある場合は形状公差とは異なり、「相対比較するための基準」があります。
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