産業用オープンネットワーク「CC-Linkファミリー」の普及を行うCC-Link協会は2020年4月21日、OPC Foundationの前会長兼事務局長で、創設メンバーの一人でもある、Thomas J. Burke(トーマス・J・バーク)氏を、Global Strategic Advisorとして招いたと発表した。グローバル化やオープン化をさらに加速させる方針だ。
産業用オープンネットワーク「CC-Linkファミリー」の普及を行うCC-Link協会は2020年4月21日、OPC Foundationの前会長兼事務局長で、創設メンバーの一人でもある、Thomas J. Burke(トーマス・J・バーク)氏を、Global Strategic Advisorとして招いたと発表した。グローバル化やオープン化をさらに加速させる方針だ。
バーク氏は、OPC Foundationにおいて、多種多様な接続機器やアプリケーションにわたり、マルチベンダー、マルチプラットフォームのインフラを提供することを推進してきた。新たにCC-Link協会のGlobal Strategic Advisorとしては、以下の5つの役割を担うという。
CC-Link協会が2018年11月に仕様を公開した「CC-Link IE TSN」は、「IoTを活用したスマート工場の構築」を加速させるために作られたもので、「TSN(Time Sensitive Networking)」の特徴を生かした同期性やリアルタイム性が特徴だ。この同期性などを生かした時分割方式により、同一配線でも他の産業用オープンネットワークとの相互乗り入れが可能となることから、従来以上のオープン化や団体間連携が必要になるとみられている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.