SB C&Sは、3D CADやBIMで作成した設計データを自動でAR/MRに変換する可視化ソリューション「mixpace」の「HoloLens 2」対応版を発売した。3D CAD、BIMデータのAR/MR向け変換処理システムを改善し、変換処理を高速化した。
SB C&Sは2020年3月2日、3D CADやBIMで作成した設計データを自動でAR(拡張現実)/MR(複合現実)に変換する可視化ソリューション「mixpace(ミクスペース)」(開発:ホロラボ)の「HoloLens 2」対応版を発売した。
mixpaceは、3D CAD、BIMデータをユーザー専用Webページにアップロードするだけで、AR/MR対応デバイス向けの3Dモデルに変換できる。最短1〜2分で変換可能で、AR/MR開発の専用スキルがない人でも簡単に利用でき、施工、保守などにおいて3Dデータの活用を促進する。
これまで、2019年2月にHoloLens対応版を、同年12月にiPad対応版を発表。今回のHoloLens 2対応版でも、AR/MR化に必要な変換、管理、表示機能をワンストップで提供する。
また、HoloLens 2対応版では、従来デバイスに比べて視野角が向上し、より大きな表示寸法を可視化できる。3D CAD、BIMデータのAR/MR向け変換処理システムを改善し、変換処理を高速化した。
直感的な操作UIにより操作性も向上しており、現実空間での位置合わせが容易になった。なお、HoloLens 2のユーザーは、mixpace導入後すぐに業務に活用できる。
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