あいおいニッセイ同和損保は、自動車メーカーの要請に応じて子会社であるあいおいニッセイ同和自動車研究所が保有する衝突実験施設で新型車の壊れにくさと修理しやすさを評価している。過去の事故のデータなども基に、評価を自動車メーカーにフィードバックする。ダイハツ工業は、車台やパワートレイン、電子プラットフォームなどを全面刷新する取り組み「DNGA(Daihatsu New Grobal Architecture)」に対策を織り込み、タントを製品化した。これにより、車両保険料割り引きの対象となった。対象となる方式は「LA650S」「LA660S」だ。
ダイハツ新型「タント」は価格ほぼ据え置きで装備充実、高齢化に向けた開発も
ダイハツ工業は2019年7月9日、東京都内で会見を開き、軽自動車「タント」を全面改良して発売したと発表した。新型タントは、車台やパワートレイン、電子プラットフォームなどを全面刷新する取り組み「DNGA(Daihatsu New Grobal Architecture)」の第1弾のモデルとなる。先進運転支援システム(ADAS)や快適装備を充実させながら、車両価格は先代モデルと同等を維持した。
ダイハツのDNGAはCASE対応を織り込む、足回りは乗り心地と操安を最優先に
ダイハツ工業は2019年6月6日、新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」に基づいて開発した新技術を発表した。「一括企画開発」によって、エンジンやCVT、足回り、アンダーボディー、シートを対象に、軽自動車から小型車までカバーすることを前提に設計思想を共通化した。また、電子プラットフォームを一新し、先進運転支援システム(ADAS)「スマートアシスト」の機能を拡充する。