プログラムレスで製造現場でも簡単に導入可能なコントローラーとソフトFAニュース

デンソーウェーブは、データ統合コントローラー「IoT Data Server」とデータ統合ソフトウェア「IoT Data Share」の新機能「Data Analysis」を発売した。専門的な知識がない現場でも、手軽にIoTの導入ができる。

» 2019年08月29日 07時00分 公開
[MONOist]

 デンソーウェーブは2019年8月1日、データ統合コントローラー「IoT Data Server」とデータ統合ソフトウェア「IoT Data Share」の新機能「Data Analysis」を発売した。価格はオープンだ。

 Data Analysisは、IoT Data ServerとIoT Data ShareがFA機器から収集したデータをプログラムレスで分析し、その経過や結果をデータ可視化ダッシュボード「IoT Data View」に画面表示する機能だ。利用頻度の高い分析項目を選び、最小単位の製造工程や製造ラインといった小規模なデータ分析が可能なため、IoTの導入が初めての現場でも手軽に着手できる。

 IoT Data ServerとIoT Data Shareは、機器のメーカーや通信規格を選ばないデータ収集が可能で、あらゆる設備のデータをData Analysisで分析できる。また、分析の経過や結果はIoT Data View上で見える化でき、Webブラウザから簡単に閲覧できる。上下限値チェック、FFT、XbarR管理図、ガントチャートの他、全9種類の分析機能を搭載している。

photo 「Data Analysis」のイメージ(クリックで拡大) 出典:デンソーウェーブ
photo 上下限値チェック(左)とFFT(右)機能(クリックで拡大) 出典:デンソーウェーブ
photo XbarR管理図(左)とガントチャート(右)機能(クリックで拡大) 出典:デンソーウェーブ

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