住友ゴム、IoT開発企業2社とタイヤ管理で業務提携製造マネジメントニュース

住友ゴム工業は、デジタルツールを用いたタイヤ管理ソリューションを展開するため、IoT開発企業のトライポッドワークス、SYSGRATIONの2社と、基本業務提携契約を締結した。

» 2019年06月06日 09時00分 公開
[MONOist]

 住友ゴム工業は2019年5月16日、IoT(モノのインターネット)開発企業のトライポッドワークス、SYSGRATIONの2社と基本業務提携契約を締結したと発表した。今後、デジタルツールを用いたタイヤ管理ソリューションを展開する方針だ。

 同社は、新しいモビリティ社会に向けたタイヤ技術開発コンセプト「SMART TYRE CONCEPT」を展開している。トライポッドワークスはTPMS(タイヤ空気圧監視システム)ソリューションなど自動車向けIoTサービスの開発、販売を手掛ける。また、台湾のSYSGRATIONはTPMSや周辺機器の製造、開発に実績を持つ。

 住友ゴム工業はSMART TYRE CONCEPTの領域を広げるため、これら2社との業務提携を実施。デジタルツールによって得られる各種データを利用した新しいソリューションサービスの領域を追加し、これを拡張していく。

 今後、直接式TPMSなどのデジタルツールで得られるタイヤ空気圧や温度データを活用し、タイヤ空気圧管理ソリューションサービスを展開する。また、デジタルツールの機能追加や外部サービスとの連携により、タイヤ管理ソリューションモデルを段階的に拡張するとしている。

photo サービスのイメージ図 出典:住友ゴム工業

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