卓上型産業用タッチスクリーンPCにWindows 10 IoTモデルを追加FAニュース

コンテックは、UPSバッテリーを搭載した卓上型産業用タッチスクリーンPC「PT-970」シリーズに、Windows 10 IoTモデルを追加した。操作端末や卓上設置のタッチ式受付端末、認証用端末など、幅広い用途に利用できる。

» 2019年03月25日 07時00分 公開
[MONOist]

 コンテックは2019年3月5日、UPSバッテリーを搭載した卓上型産業用タッチスクリーンPC「PT-970」シリーズに、Windows 10 IoT(モノのインターネット)モデルを追加した。型式は「PT-970W10WDT-DC711724」で、価格はオープン。

 PT-970は、CPUにAtom E3845(BayTrail SoC)を搭載。メモリは4GBで、コアとスレッドを4つずつ備える。液晶ディスプレイサイズは10.1インチWXGA(1280×800)で、抵抗膜アナログ方式のタッチパネルを採用している。

 新たに追加されたPT-970W10WDT-DC711724には、OS「Windows 10 IoT Enterprise LTSB 2016 64bit(日本語、英語、中国語、韓国語)」がプリインストールされている。

 本体は、ヒートシンクで冷却するメンテナンスフリーのFANレス構造となっている。また、USB2.0ポートを5つ、LANポートを2つ、COM(RS-232C)を3つと装置組み込みに適したI/Oを備えており、バーコードリーダーやサーマルプリンタなどの業務用周辺機器が直接接続できる。

 ストレージは500GB HDDで、サイドから容易に交換可能だ。停電や瞬時停電など不意の電源断から守るバックアップ電源(2次電池)を標準で内蔵し、OSがシャットダウンするまで電源を供給する。

 同PCは、医療用機器や試験装置の操作端末、卓上設置のタッチ式受付端末や認証用端末など、幅広い用途に利用できる。

photo パネルコンピュータ「PT-970」シリーズ 出典:コンテック

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