ダッソー・システムズとエアバスは、3D協調設計、エンジニアリング、製造、シミュレーション、インテリジェンスアプリケーションの実装に向けて協力する旨を規定した、合意覚書に署名した。
Dassault Systemes(ダッソー)は2019年2月13日、3D協調設計、エンジニアリング、製造、シミュレーション、インテリジェンスアプリケーションの実装に向けて、エアバスとの協力を規定した5年間の合意覚書に署名したと発表した。
ダッソーの「3DEXPERIENCE Platform(3Dエクスペリエンスプラットフォーム)」は、設計からオペレーションまでをデジタル化してつなぎ、統一されたユーザーエクスペリエンスを提供する。同プラットフォームの導入により、エアバスでは、全ての部門と製品ラインで、設計、製造、サービスをデジタル化するDDMS(digital design,manufacturing and services)が可能になる。
エアバスは今後、航空機の製造プロセスにおいて、設計や運用手法、顧客満足までを考慮に入れながら、合理化や高速化の見直しを図る。さらに、DDMSを活用し、欧州の航空宇宙産業に新たな産業エコシステムを構築するとしている。
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