日本ユニシス・エクセリューションズは、3次元統合CAD/CAMシステム「CADmeister」の新バージョン「V13.1」を発売する。V13.1では基本機能、金型設計専用機能、CAM機能が強化されている。
日本ユニシス・エクセリューションズは2019年1月23日、3次元統合CAD/CAMシステム「CADmeister(キャドマイスター)」の新バージョン「V13.1」を同月下旬に発売すると発表した。
V13.1では、基本機能に加え、金型設計専用機能、CAM機能が強化されている。基本機能では、アセンブリ構造のツリー表示の状態で、パラメトリック再生が必要なオブジェクトの存在が確認できるようになった。また、グループを自動削除しない設定や、タイプ別表示の操作性を改善。スケッチ操作やデータ交換、STL編集、パラメトリック機能も見直されている。
プレス金型向けには、ピアス自動配置機能を新たに搭載。18部品を追加修正したプレス標準部品ph6(総部品数1323)を採用し、樹脂金型向けの入れ子設計専用機能も強化した。
CAM機能では、プレス型構造部加工向けCAMシステム「CAM-STRUCTURE」に、工具の首下長に応じた加工工程分割機能を実装した。さらに、NCデータの安全性を高めるため、CGtechが提供する高速シミュレーションソフト「VERICUT」や、牧野フライス製作所が提供する衝突監視、防止機能「コリジョンセーフガード」との連携機能を前バージョンから搭載している。
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