完全自動化を行おうとすればするほど、「人の価値」が高くなるのが面白いところです。
この記事は、2018年12月14日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
安川電機のモノづくりコンセプト「アイキューブ メカトロニクス」を体現するスマート工場「安川ソリューションファクトリー」に取材に伺ってきました。安川電機では2017年に同社のモノづくりコンセプトをあらためてまとめ、「アイキューブ メカトロニクス」として、メカトロニクス製品にデータ活用を融合させ、持続的な生産性向上を実現する取り組みを進めています。
2018年7月に稼働を開始した「安川ソリューションファクトリー」はサーボモーターやサーボアンプの生産を行っていますが、このコンセプトを現実の工場に落とし込んだものとされており、自動化や自律化に向けたさまざまな取り組みを行っています。詳細については以下の記事に譲る※)として、面白いなと思ったのが、自動化が進めば進むほど、逆に人の存在が際立っているという点です。
※)関連記事:生産性3倍、リードタイムは6分の1、安川電機の新スマート工場が示すもの
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