日本製鋼所は、航空、宇宙、防衛関係の品質マネジメントシステムJIS Q 9100の認証を、室蘭の航空機事業推進室にて取得した。
日本製鋼所は2018年10月17日、航空、宇宙、防衛関係の品質マネジメントシステムJIS Q 9100の認証を室蘭の航空機事業推進室にて取得したと発表した。審査登録機関は防衛基盤整備協会で、認証規格はJIS Q 9100(2016年版)。
同社は2017年12月、航空機事業に参入するため、室蘭製作所に航空機複合材製造ラインの新工場を竣工。航空機用動翼のハニカムコア加工を対象に、JIS Q 9100の認証取得を進め、2018年10月12日に同認証を取得した。
同社では、今後、炭素繊維樹脂複合材製品の認証取得も計画しており、民間航空機を中心として多くの需要が予測される航空機の複合材構造部品サプライヤーとして発展を目指す。
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