製造業IoTプラットフォーム企業と代理店契約を締結しソリューション提供:製造ITニュース
富士ソフトは、Litmus Automation Japanと販売代理店契約を締結し、「LoopEdge」「LoopCloud」を含むLitmus Automation製品と、富士ソフトのサービスや技術を融合したソリューションの提供を開始した。
富士ソフトは2018年8月6日、Litmus Automation Japanと販売代理店契約を締結し、「LoopEdge」「LoopCloud」を含むLitmus Automation製品と富士ソフトのサービスや技術を融合したソリューションの提供を開始した。
Litmus Automationは、産業用IoT(IIoT)のプラットフォームプロバイダー。富士ソフトは、今回の協業により、日本初となるSIパートナーとして、Litmus Automation製品の導入から顧客サポートまでを一貫して提供する。さらに、富士ソフトが持つクラウド、データセンター、ハードウェアなどと連携し、独自のソリューションを構築する。
Litmus AutomationのLoopEdgeは、産業IoT用のゲートウェイソフトウェア。1400以上の産業機器について接続検証を実施済みで、多様なプロトコルにも対応することから、さまざまな機器からデータを集約するための調査や開発にかかるコストを削減できる。
また、シリアルポートなどのインタフェースしか持たない機器も接続でき、旧式の環境でも利用できる。IoT機器のセキュリティ対策として、顧客のニーズに合わせてオンプレミスにデータ集約をすることも可能だ。
ソリューションの概要(クリックで拡大) 出典:富士ソフト
- 2018年の製造業IoTは“プラットフォーム”元年に――ウフル専務八子氏
IoT関連のサービス構築やコンサルティングなどで大きな存在感を発揮しているウフル。そのウフルで専務執行役員を務める八子知礼氏は、IoT関連の識者として知られ、国内企業のIoT活用について提言してきた。そこで八子氏に、国内における製造業のIoT活用の状況や、今後取り組むべき方策について聞いた。
- IoTプラットフォームが引き出すスマート工場の真の価値
今後の製造業の発展に向けて必要不可欠とみられているIoT(モノのインターネット)。本連載では、IoTの現在地を確認するとともに、産業別のIoT活用の方向性を提示していく。今回は、スマート工場におけるIoTの価値がどのような仕組みで実現されていくかについて紹介する。
- 第4次産業革命の真の幕開けとなる2017年、カギを握るIoTプラットフォーム
2016年は製造業におけるIoT活用が具体的なものとして進展した1年となったが、2017年もその流れはとどまることはない。実導入や実活用に向けた本格的な動きが広がる中で2016年に注目を集めたのが、IoTを活用する基盤「IoTプラットフォーム」である。さまざまな解釈、さまざまなレイヤーのIoTプラットフォームが乱立する中、2017年はIoT基盤の整理が進む1年となる。
- 第4次産業革命を支えるIoTプラットフォームって結局何なの?
製造業の産業構造を大きく変えるといわれている「第4次産業革命」。本連載では、第4次産業革命で起きていることや、必要となることについてお伝えしています。第10回となる今回は、2016年から雨後のタケノコのように乱立する「IoTプラットフォーム」について説明したいと思います。
- いまさら聞けない「デジタルツイン」
デジタルツインというキーワードを、IoT活用やデジタル変革(DX)の流れの中で耳にする機会が多くなった。デジタルツインとは何か? について「5分」で理解できるよう簡単に分かりやすく解説する。
- ノンプログラミング開発環境がIoTのエッジとクラウドの相克を解消する
IoT活用を進めていく上で大きな課題になるのが、IoTデバイスなどのエッジ側とクラウド側の間に存在するソフトウェア開発環境の違いだ。この相克を解消するノンプログラミング開発環境に注目が集まっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.