VR/ARが描くモノづくりのミライ 特集

VRによる建築現場向け安全教育システムの建設現場版を発売VRニュース

積木製作は、安全教育ソリューション「安全体感VRトレーニング」の新シリーズ「建設現場シリーズ」を開発した。第1弾のコンテンツとして、「可搬式作業台を使用した危険体験」の販売を開始した。

» 2018年07月03日 13時00分 公開
[MONOist]

 積木製作は2018年6月7日、安全教育ソリューション「安全体感VRトレーニング」の新シリーズ「建設現場シリーズ」を開発した。第1弾のコンテンツとして、「可搬式作業台を使用した危険体験」の販売を開始。第2弾、第3弾として「開口部廻りの危険体験」「外部仮設足場における危険体験」を同年7月以降に発売する予定だ。

 安全体感VRトレーニングは、VR(仮想現実)技術を活用した訓練・研修コンテンツだ。2017年4月に販売を開始し、全業種を対象とした安全体感教育コンテンツを展開してきた。今回、安全教育に関して意見を交わしてきた清水建設、戸田建設、三機工業の3社から情報提供を受け、建設現場に特化した実践的な教育ツールである建設現場シリーズを開発した。

 今後、3社から、現行コンテンツのフィードバックと現場のニーズに即した実践的な情報提供を継続的に受け、より良い安全教育VRコンテンツの開発を推進する。また、eラーニングとVRを融合させた開発を進めていくとしている。

photo 可搬式作業台を使用した危険体験のイメージ(クリックで拡大) 出典:積木製作

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