オリンパスは、上下左右4方向アングル操作を可能にした鼻咽喉ビデオスコープ「ENF-VT3」を2018年5月下旬より日本国内で発売する。
オリンパスは2018年5月17日、4方向アングル操作が可能な鼻咽喉ビデオスコープ「ENF-VT3」を発表した。全世界で順次発売し、日本国内では同月より、欧州では6月上旬に販売を開始する予定だ。
ENF-VT3は、上下左右4方向アングル操作に対応した世界初の鼻咽喉ビデオスコープだという。外径は従来機種と変わらない4.8mmで、スコープ先端部を片手の簡単な操作で観察したい箇所へとスムーズに導ける。
高解像CCDを搭載したことで、2.0mmの至近距離で観察できる近接観察と通常光観察、狭帯域光観察(NBI)において、高精細な画像を取得できるようになった。
さらにENF-VT3は、20種類の処置具と組み合わせて使用可能。組織採取による確定診断のための生検鉗子や、ポリープ切除を目的とした高周波スネアなど、症例に合わせてさまざまな手技に対応できる。
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