URの共同創業者でCTOを務めるエスベン・ハルンベック・ウスタゴー(Esben H. Ostergarrd)氏は「フェンスの向こうにあった従来の産業用ロボットは、現場の人たちが使い方を変えたいと思ってもすぐに反映できず、インテグレーターに依頼する必要があった。しかし、第四次産業革命の中で求められるマスカスタマイゼーションを実現する上で、柔軟性の高い協働ロボットは必須だ。人とロボットの協働によって、人だけもしくはロボットだけと比べて、生産性を85%高められるという調査結果もある」と述べる。
その上で、人とロボットの関係について「『人間対機械(Man against Machine)』『人間か機械か(Man or Machine)』という対立関係で語られることが多い。しかし実際は『人間と機械(Man and Machine)』であり、互いが協調することで新たなことを生み出せるようになるはずだ」(ウスタゴー氏)としている。
“人とロボットが一緒に働く” 3つのポイントで壁低く
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協働ロボットが広がり始めた理由と今後解決すべき課題Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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