世界最大のオートメーション企業・シーメンスはデジタル化に未来を託す製造マネジメント メルマガ 編集後記

日本では意外と知名度低いですよね。

» 2017年09月19日 12時00分 公開
[朴尚洙MONOist]

 この記事は、2017年9月19日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


世界最大のオートメーション企業・シーメンスはデジタル化に未来を託す

 シーメンスPLMソフトウェアが、2017年9月5〜8日にかけて米国ボストンで開催したプレス・アナリスト向けイベント「Siemens Industry Analyst Conference」を取材してきました。そして、日本に戻った翌週の9月11日には、シーメンスの日本法人が開催したデジタル戦略の会見にも参加しました。

 まさにシーメンス漬けと言ってもいい感じでしたが、そのおかげもあってか、世界最大のオートメーション企業であるシーメンスが、IoT(モノのインターネット)やインダストリー4.0に対してどのような取り組みを進めているかを理解する良い機会になったと思っています。

 実のところ、日本にいるとシーメンスという企業の存在感を感じる機会はあまり多いとはいえません。2016年度のシーメンス全体の売上高は796億4400万ユーロ(約10兆5000億円)。これに対して日本法人の売上高は1441億円で、全体の1.3%に過ぎません。

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