自動化率向上のカギは“安くてボチボチのロボット”FAメルマガ 編集後記

空いた市場を誰が取るのか。

» 2017年08月25日 12時00分 公開
[三島一孝MONOist]

 この記事は、2017年8月25日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


自動化率向上のカギを握るのは“安くてボチボチのロボット”

 産業用ロボットの需要が急速に拡大しています。日本ロボット工業会が発表した2017年4〜6月期のロボットの受注、生産、出荷実績は全項目で過去最高の実績となりました。けん引役となっているのが中国です。人件費の高騰から自動化を進める動きが急速に進んでおり、ロボットや自動化設備の需要が高まっています。一方で日本市場も堅調を示しており、人手不足問題が深刻になっている状況をうかがわせます※)

※)関連記事:ロボットは輸出が絶好調、2017年4〜6月期は受注も生産も過去最高を達成

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