2020年を待たず、一気に花開きそうです。
IoT(モノのインターネット)とは、インターネットに接続された「モノ」のことです。PCやスマートフォンが、「人」をつなげることを目的とするインターネットであったため、これとは別にIoTが定義されたわけです。
しかしモノをつなげると言っても、そう簡単につなげられるわけではありません。有線でつなげられるモノは限られており、無線通信でつなげるとしても、従来の携帯電話回線やWi-Fi、Bluetoothでは、消費電力や通信距離、コストの問題を解決できない場合が多いのです。
このIoTをつなげるラストワンマイルを解決する手段として、急速に注目を集めているのがLPWA(Low Power Wide Area)ネットワークです。LPWAは、無線通信技術でありながら、低消費電力でkmレベルの広域をカバーし、通信コストも抑えられるので、まさにIoTをつなげるのにうってつけなのです。
2016年まで、国内のLPWAの実用化についてはあまり進んでいませんでしたが、2017年に入って一気に普及の兆しが出てきました。
この記事は、メールマガジン「製造マネジメント メールマガジン」をお申し込みになると無料で閲覧できます。アイティメディアIDを持っている方は次のページでIDとパスワードを入力してください。登録されていない方は新規登録ボタンをクリックしてください。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.