人間の心に関する学習、AIとヒトのどちらが得意でしょうか。
「クルマが人工知能(AI)でドライバーを理解するようになったら、愛着がわき過ぎてつらい」という個人的な思いを、以前の編集後記で書きました。ただでさえ、クルマやバイクに愛着を持ってしまうのですから、それがしゃべったり、持ち主である自分のことを知って理解したりし始めたら、かわいくて仕方がないと思うのです。
よく考えてみると、身近にしゃべる工業製品は存在しています。筆者はiPhoneユーザーなので、iPhoneの音声エージェント機能「Siri」がそうです。
的確に返事に対応する点では有能なエージェントですが、筆者のことを理解している感じはしません。Siriから話しかけてくることもありませんし。iPhoneの端末とは3年以上の付き合いがありますが、いくらSiriがしゃべれども「iPhoneかわいすぎてつらい……」とは全く思えません。
 CarPlayの「究極のドライビングパートナー」っぷりを試す
CarPlayの「究極のドライビングパートナー」っぷりを試す アップルやグーグルは本当にクルマを作るのか
アップルやグーグルは本当にクルマを作るのか 本田技術研究所の新拠点、目指すのは創業時のような「柔軟で機敏な組織」
本田技術研究所の新拠点、目指すのは創業時のような「柔軟で機敏な組織」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
モビリティの記事ランキング
コーナーリンク