はやり廃りと3Dプリンタ、VR、そして人工知能モノづくり総合版メルマガ 編集後記

山があれば谷もある。

» 2016年10月06日 12時00分 公開
[朴尚洙MONOist]

 この記事は、2016年10月6日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


はやり廃りと3Dプリンタ、VR、そして人工知能

 テクノロジーの話題には、はやり廃りというものがあります。いきなり脚光を浴びたかと思えば、ある日突然見向きもされなくなる。読者の皆さまからすれば「それは単にメディアの都合で、勝手に取り上げて、勝手に記事を載せなくなるだけだろう」と言われれば、ぐうの音も出ないのですが、やっぱり話題にも旬がありまして、旬を過ぎると同じような話になって記事にならなくなるんですわ……と取りあえず言い訳を。

 最近であれば3Dプリンタが代表例になるかもしれません。2014年ごろには、消費者向けに3Dプリンタの低価格が進んだこともあって大きな話題になりましたが、2016年に入ってからは一気にトーンダウンしてしまいました。これと同じパターンになるかが注目されるのが仮想現実(VR)技術でしょう。「プレイステーションVR」や「ポケモンGO」で何度目かの注目を集めていますが、今度こそ本格採用となるかについてはまだ不透明です。

 同じくはやり廃りのあった技術といえば人工知能も挙げられるでしょう。

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