ストラタシス・ジャパンは「第27回 設計・製造ソリューション展(DMS2016)」において、「3Dプリンタを活用した新しい製造のカタチを実現した活用事例」の紹介を中心に、同社による包括的な3Dプリンティング・ソリューションを展示する。展示当日には新製品発表も予定する。
2016年6月22〜24日の3日間、東京ビッグサイトで「第27回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2016)が開催される。今回はストラタシス・ジャパンのブース展示情報をお届けする。
近年のストラタシス・ジャパンでは3Dプリンタの販売だけではなく、DDM(ダイレクト・デジタル・マニュファクチャリング)に関連するサービスも展開する。同社では2016年4月から国内向けオンデマンド造形サービス「Factoryポータル」を提供開始。同サービスでは、PolyJet/FDMによるパーツ造形を提供する。同サービスのWebサイトから1個単位からの見積もり・発注が簡単に行える。もともとストラタシスがワールドワイドで提供してきたDDMファクトリー「Stratasys Direct Manufacturing」の日本向けサービスとして開始したサービスである。
DMS2016のストラタシスブースでは、「3Dプリンタを活用した新しい製造のカタチを実現した活用事例」の紹介を中心に、同社による包括的な3Dプリンティング・ソリューションを展示する。展示当日には新製品発表も予定している。
「ストラタシスのブースでは、ワクワクするようなアイデアを製品化されている数々の活用事例をご紹介します。来場者の皆さまには、3Dプリンタを使って何ができるか、どのように活用できるか、自社の製品開発・製造へ行かせるヒントを感じ取っていただければと思います」(同社)。
今回も展示する3Dプリント樹脂型システムの「デジタルモールド」は、射出成型だけではなく、金属プレス加工やロストワックスといった工法とも連携している。同システムは「試作」の領域を超えて、治具や最終製品など、製造にまつわる活用としてDDMの活用が進む中で、特に注目を集めているという(関連記事:RP、AM、そしてDDMへ。モノからサービス関連へ。モノづくり技術の進化と深化)。
DMS 2015の同社展示では、国内初のDDM(ダイレクト・デジタル・マニュファクチャリング)事例として、ダイハツの軽オープンスポーツカー「COPEN(コペン)」の3Dプリント着せ替えパーツ「Effect Skin」を装着した実車を展示し、来場者の注目を集めた(関連記事:「コペン」の着せ替えパーツが3Dプリンタで作れる「Effect Skin」とは)。
会期 2016年6月22〜24日 10:00〜18:00※最終日のみ17:00終了
会場 東京ビッグサイト
東ホール ブース番号:3-52、10.5小間
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