NTTドコモは同社の自然対話プラットフォームに、独自シナリオを追加してカスタマイズできるサービス「おしゃべりロボット for Biz」を法人向けに提供する。
NTTドコモは2016年5月27日、同社「自然対話プラットフォーム」に独自シナリオを追加してカスタマイズできるサービス「おしゃべりロボット for Biz」を、法人向けに同年5月30日より提供開始すると発表した。
この「自然対話プラットフォーム」は、同社スマートフォンなどに採用されている「しゃべってコンシェル」をはじめとした自然対話に関するさまざまな技術をロボットなどに利用できるようASP化したもので、タカラトミー「OHaNAS(オハナス)」に採用されている。
今回の法人向けサービス提供に際しては、自社製品などの話題を「シナリオ」として作製し、1〜2往復の会話を可能とする。製品説明や店頭接客、受付業務補助などでの利用が想定される。費用はシナリオ登録時の初期費用(50万円)と月額費用(ロボット1台当たり月額3万5000円、状況に応じてスマートフォンのパケット料金も発生)。最短1週間での導入が可能だ。まずはOHaNASでの利用から提供する。
OHaNASは2015年10月に販売開始され、会話例を蓄積することで会話成功率は現在90%を越えているという。今後はパートナー企業と自然対話プラットフォームに対応するロボットの増加を図り、会話ロボットの法人導入を促進するとしている。
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