川崎重工とシスメックス、手術支援ロボットを本格開発:ロボット開発ニュース
川崎重工業とシスメックスの合弁会社であるメディカロイドが、医療用ロボットの本格開発に着手する。手術支援ロボットを2019年度に販売開始する計画だ。
川崎重工業とシスメックスの合弁会社であるメディカロイドが、医療用ロボットの本格開発に着手する。両者が共同で25億円の追加出資をメディカロイドに行い、開発設計から製造販売、アフターサービスまでの体制を構築する。
メディカロイドは産業用ロボットをベースに医療用としたロボット(アプライドロボット)と手術支援を目的とするロボットを開発し、製品化に際しては医療機関や専門技術を持つ企業、関連所轄行政との連携を強化するオープンプラットフォームを構築する。
アプライドロボットを2016年度、手術支援ロボットを2019年度に販売開始する計画で、2030年度の売上高1000億円を目指すとしている。
- サイバーダインの装着型ロボットが国際安全規格を取得、世界を目指す
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、サイバーダインの作業・支援用装着型ロボットが、生活支援ロボットの国際安全規格「ISO 13482」を取得したと発表した。第三者機関による認証取得を、国内外市場へ普及の弾みにしたい考えだ。
- 第3次ロボットブームは日本の課題を解決できるか
「Embedded Technology 2014/組込み総合技術展」のカンファレンスに、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の坂本健一氏が登壇した。坂本氏は、現在第3次ロボットブームが到来しており、今後はサービス分野のロボット市場が急拡大すると説明。少子高齢化による労働人口の減少といった日本が抱える課題の解決に、ロボット活用が有効だと主張した。
- 次世代手術ロボットを手掛ける東工大発ベンチャー、2億円の資金を調達
東京工業大学から誕生したベンチャー企業であるリバーフィールド(RIVERFIELD)が、大手ベンチャーキャピタルのジャフコから約2億円の資金を調達した。リバーフィールドは、空気圧による高精度の制御技術を利用する次世代の手術支援ロボットの開発を手掛けている。
- ロボットスーツHAL、米国輸出に向けFDA申請へ
CYBERDYNE(サイバーダイン)は、「ロボットスーツHAL(ハル) 医療用」を米国に輸出すべく、米国食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)の認証を得るためのプロセスを開始したと発表した。
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