掃除ロボット「ルンバ」を開発する米iRobotが、軍事開発部門を4500万ドル(約52億円)で売却。家庭用ロボットに注力する。
掃除ロボット「ルンバ」の開発元である米iRobotが軍事開発部門を売却、家庭用ロボットの開発に注力する。2016年2月4日(現地時間)に発表した。
軍事開発部門はアーリントンキャピタルパートナーズに総額4500万ドル(約52億円)にて売却することで合意しており、同社CEO Colin Angle氏は「売却によって、家庭用事業により注力できる環境を作り出せる」とコメントしている。
同社は1990年に創業。創業時は地球外探査ロボット「Genghis」や地雷除去ロボット「Ariel」などを開発製造していたが、2002年に家庭用掃除ロボット「ルンバ」(初代)を発表。2015年にはSLAM技術を投入した最新モデル「ルンバ980」を販売開始している。
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