「形態は機能に従う」を3Dで飛び越えるメカ設計 メルマガ 編集後記

「電王手さん」のベースにもなったデンソーの産業ロボが“産業ロボっぽくない”件です。

» 2015年03月17日 12時00分 公開
[小林由美MONOist]

 この記事は、2015年3月17日発行の「メカ設計メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


「形態は機能に従う」を3Dで飛び越える

 産業機械のメカ設計では必要な機能で無駄のない形状を実現することが、結果的に美しい形状を生むという考えがよく語られます。よく考えられて設計された治具や装置の規則性ある形状パターンや、無駄のないシュッとした感じの形状に美しさを感じるものではないかと思います。デザイン(意匠)の現場でも「形態は機能に従う」という言葉がよく出てきますが、メカ設計の現場ではその考え方がより強いものです。

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