HOYAサービスとインターコムは、両社のERPシステムとEDIシステムを連携させた製造業向けERP・EDIソリューションの提供を開始した。両システム導入時のコスト削減、導入期間短縮のほか、幅広いEDI取引に利用できる。
HOYAサ―ビスとインターコムは2015年1月7日、HOYAサービスが販売するERPパッケージ 「Microsoft Dynamics AX」と、インターコムが開発・販売するEDIパッケージ「Biware EDI Station」を連携させた製造業向けERP・EDIソリューションの提供を開始した。
通信回線を通して企業間の業務取引をする場合、取引データの一元管理のため、社内のERPシステムとEDIシステムを連携させる必要がある。従来その連携には、個別のプログラム開発など、多くの負担があった。
今回発表された連携ソリューションでは、HOYAサービスが開発した専用アダプタをインストールすることで、ERPシステムとEDIシステムの連携基盤構築を可能にした。これにより、従来と比べて両システム導入時のコストを削減でき、導入期間も短縮できる。
また、EDIの通信機能は、インターネットEDIから従来型EDIまで、さまざまな通信手順に対応。幅広いEDI取引に利用できる。
さらに、国内製造業の業務要件に適合させたHOYAサービス独自の「Microsoft Dynamics AX 組立加工系生産管理テンプレート」により、製番管理・生産計画取り込みなど、個別受注生産から見込み生産まで幅広く対応できる。
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