ルネサス エレクトロニクスは、展示ブースの中央を使って、最新の車載マイコン「RH850/P1x-Cシリーズ」を使った自動運転デモを披露した。
2014年11月のRH850/P1x-Cシリーズの記者説明会で行った、ラジコンカーベースの自動運転デモの進化版になる。同説明会のデモは、1カ月弱で開発したこともあってか、かなり動きがぎこちなかった。今回はセンサーデバイスとして、前回使った車載カメラの他にレーザーレーダーも搭載。「大幅な進化を遂げた」(同社)という。
村田製作所は、3D空間でのジェスチャ動作などを検知するモーションセンサーモジュールを参考出展した。
赤外線LEDと、赤外線の反射光を検知するTOF(Time of Flight)センサー、センサーデータを処理するマイコンなどから構成している。同社独自のアルゴリズムにより、現在市販されているモーションセンサーに用いられているイメージセンサーが不要で、安価なマイコンを利用できるので、大幅な低コスト化を実現できるとしている。
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