岡村製作所、暗闇で発光するパーツ付き点滴スタンドと車いす連結金具を発売医療機器ニュース

点滴スタンド「divo」に、消灯時にほのかに光を放つ蓄光パーツ付き点滴スタンド「divo lua」と、車いす用点滴スタンド連結金具「divoコネクター」を追加した。

» 2014年11月25日 07時00分 公開
[MONOist]

 岡村製作所は2014年11月12日、点滴スタンド「divo(ディーボ)」に、暗闇で発光する蓄光パーツ付きの点滴スタンド「divo lua(ディーボ ルア)」と、車いす用点滴スタンド連結金具「divoコネクター」を追加したと発表した。本体価格は、divo luaが5万8000円(490φ×1650〜2050H)、divoコネクターが2万2000円。2015年1月から販売を開始する。

 今回追加されたdivo luaは、点滴スタンドのベース先端に蓄光タイプのパーツが付いたもの。日中の蛍光灯下500lx以上で1時間以上蓄光すると、夜間の消灯時にほのかに光を放つため、暗闇でも患者の安全を守れるという。

 キャスターはカバー付きで、こぼれた輸液のしずくが直接車輪に付くのを防げる。車輪には、髪の毛やほこりを巻き込み、回らなくなるといった心配が少ないものを採用した。

 divo専用のオプションであるdivoコネクターは、点滴スタンドをワンタッチで車いすに連結できる。介助者に近い、車いすの背後中央部に点滴スタンドが連結可能なため、車いすの進行を妨げないという。金具は折りたたみが可能で、取り付けたまま車いすを折りたためる。

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