国内最大規模の組み込み技術総合展示会「組込み総合技術展 Embedded Technology 2014(ET2014)」が開幕した。IoT(Internet of Things)をテーマに、360以上の団体が出展、130を超えるセミナーも実施される。
最新テクノロジーからベーステクノロジーまでが一堂に集結する、国内最大規模の組み込み技術の祭典「組込み総合技術展 Embedded Technology 2014(ET2014)」が2014年11月19日、パシフィコ横浜にて開幕した。会期は2014年11月19〜21日の3日間。
今回は「IoTでビジネスが変わる!組込み技術が進化する!」をテーマに掲げ、新規46団体を含む364団体が出展、主催の組込みシステム技術協会では会期中のべ2万4000人の動員を見込む。
オープニングセレモニーで登壇した組込みシステム技術協会 会長 簗田稔氏は「IoT時代、新ビジネスそして新産業を支えるのが組み込み技術であると確信しております」とET2014の意義について語り、協会としても「IoTゾーン」「IoTトラック」の新設でIoT時代に即した展示会として市場の要求に応えたいとした。
会場にはさまざまな組み込み製品、組み込み技術が展示される他、EDAに関する先端製品と技術を展示する「EDAゾーン」や、第4回目となった国内産業の競争力向上などに寄与する組み込み技術やソリューション、サービスを表彰する「ETアワード」の受賞企業の紹介も行われている。
各種の講演も豊富だ。基調講演には、NTTデータ代表取締役社長の岩本敏男氏を始め、東京大学大学院情報学環学際情報学府 教授の坂村健氏、トヨタIT開発センター代表取締役社長の橋本雅人氏、宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 教授の川口淳一郎氏らが登壇する。各社エンジニアや著名人によるセミナーやワークショップも数多く開催され、その数は合計で130を超える。
アイティメディアが運営する組み込み/エレクトロニクス関連メディア「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」では、ET2014の特設ページをオープンし、来場予定者や来場検討されている方々に向け、注目企業の見どころ情報を開催直前までお届けしていく。また、会期中・会期後も速報やリポート記事を多数掲載する。
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