盛り上がるロボット、それじゃサイボーグは?医療機器 メルマガ 編集後記

バイオニックジェミーか、009か、ターミネーターか、攻殻機動隊か。サイボーグと言われて思い起こすものって世代で分かれますよね。

» 2014年11月17日 12時40分 公開
[朴尚洙,MONOist]

 この記事は、2014年11月17日発行の「医療機器 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


盛り上がるロボット、それじゃサイボーグは?

 2000年代前半、ソニーのAIBOやホンダのASIMOなどの搭乗をきっかけに、産業用以外の新たな市場の可能性を見せたロボット。2000年代後半にそのブームはいったん終息しましたが、最近になって盛り上がりが再燃しつつあります。特に、テレビCMなどでおなじみの「Pepper」の存在が、その盛り上がりに拍車を掛けているように感じます。

 Pepperのようなコミュニケーションロボットだけでなく、医療機器や生活支援などの用途でもロボットが活躍する場所が増える流れは着実なものとなっています(関連記事:サイバーダインの装着型ロボットが国際安全規格を取得、世界を目指す)。

 ロボットという言葉はSF小説によって広まったわけですが、同様の言葉にサイボーグがあります。人体の一部を人工物で置き換える技術や、技術を適用した人間自身のことを指しますが、こちらもかなりの進化を遂げているようです。

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