会場で販売されていて人気だったのが、3Dプリンタで作るオリジナルスタンプだ。35mmの枠内にマジックで絵を描くと、それを3Dプリンタで出力してスタンプにしてくれるのだ。
スタンプの持ち手部分はあらかじめ出力してあり、会場ではイラスト部分だけを厚さ1mmで出力。それを持ち手に貼り付けて完成する。出力時間10分程度で自分のイラストがオリジナルスタンプになるのは、文化祭のノリで楽しい。
意表を突かれたのが、コスプレパフォーマンスチームの出展。周りと空気が違うので、「なぜ、ここに?」と思ったら、小物を3Dプリンタやレーザーカッターで作成していた。もともと、衣装や小物を高いクオリティで手作りする文化があるコスプレイヤーは、メイカーズと相性がいいのだろう。これからメイカーズとコスプレイヤーのコラボが進むのだろうか。
リアルな石膏(せっこう)3Dフィギュアも多数展示されていた。これは「思い出を写真からフィギュアで残す時代」をコンセプトにしたサービス。心斎橋にスタジオがあり3Dスキャナで全身を撮影し、データを作って出力する。約15cmのフィギュア製作が4万2000円〜。
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