ARMプロセッサ搭載の小型コンピュータ「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」に、新型「Raspberry Pi B+」が登場した。「Model B」をベースにUSBポートを増加、省電力化も果たした。
小型コンピュータ「Raspberry Pi」に新型、「Raspberry Pi B+」が登場した。
Raspberry Pi Foundationの公式ブログが2014年7月14日(英国時間)明らかにしもので、既に販売も開始されており、elements 14 COMMUNITYでの販売価格は24.35ポンド(税別)。国内ではRSコンポーネンツから、7月16日より販売開始される。価格は3940円(税別)。
新製品はアプリケーションプロセッサとして「ARM1176JZ-F」を搭載するBroadcomのSoC「BCM2835」と512MバイトのRAMを搭載する「Raspberry Pi Model B」をベースとしたもので、USBポートが2基から4基に増加し、GPIOが26ピンから40ピンへ、SDカードスロットはMicroSDカードスロットへ変更されている。なお、GPIOについてはModel Bとの互換性を保っている。
I/Oまわりの変更だけではなく低消費電力化も進められており、消費電力はModel Bの750mAから600mA(Model Aと同じ)に低減されている。
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