さて、123D Designの場合には、扱うことができる3D形状はソリッドのみで、サーフェスが扱えません。しかし、MoI 3Dの場合にはサーフェスを扱うことが可能です。そのオペレーションのうち2つほど取り上げましょう。1つがブレンドです。
以下のように、半径が異なる2つのサーフェスによる円筒があります。
「Blend」(ブレンド)コマンドを起動して、2つの円筒の向かい合っているエッジを選択します。
この際作成されるサーフェスと、元から存在するサーフェスの面は、このように接線連続で接続できます。
または、曲率連続を選ぶことができます。
ここでもBulgeの数値をいじって形状をさらに調整することができます。
もう1つはネットワークを使ったサーフェスの作成です。これも123D Designで作るには難しい形状です。取りあえず、こんな風にカーブを数本スケッチしました。
「Network」コマンドを起動して作成したカーブを選択します。
コマンドを確定させると、このようにサーフェスが作成されます。
さらに、この面に重なるように円柱を作成してみます。
その後、「Boolean」(ブーリアン)コマンドを使って、この円柱を面を使ってカットしてみます。
サーフェスがあった部分の上半分を削除すると、このように、元の曲面に沿った上面になっています。
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