次に「Fillet」(フィレット:丸み付け)を見てみましょう。先ほど作成した五角柱の角、側面と上面のエッジにR2.0mmのフィレットを付けます。
このフィレットは、いわゆるR2.0mmのボールを転がして作るタイプのフィレットになります。それだけではありません。以下のように、他にもさまざまなフィレットのオプションがあります。
このあたりになると、モデリング初心者にとってはあまり縁のない話かもしれませんが、ただこの価格の3次元CADでありながら細かい形状を調整していくためのオプションが備わっているのに驚きます。
シェルも当たり前に使うオプションですが便利な機能がついています。また、123D Designの場合には複数の面を削除することができないのですが、このCADでは普通に任意の面をどんどん削除することができます。
まず、直方体を作成します。
次に、シェルで削除する面を指定します。ここでは上面と正面です。
こちらはごく普通のシェルです。
さらに「Inset」というオプションを使用すると、任意の深さでくぼみを作ることができます。
これも普通に作るよりも手数なしに1コマンドで作れるので便利です。しかも、Insetの際に、繰り抜かれる部分を別形状として残すことも可能です。
残した部分はもちろん別のソリッドとして利用できます。
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