富士ソフトが、組み込み機器開発に必要な情報を集約した組み込み技術者向けポータル「Embedded IP Community」を開設したと発表。開発スピードや技術の高度化が求められている組み込み開発において、IPベンダーとセットメーカーの橋渡し的役割を狙う。
富士ソフトは2013年11月7日、組み込み機器開発に必要な情報を集約した組み込み技術者向けポータル「Embedded IP Community(エンベデッド アイピー コミュニティ)」を開設したと発表した。
Embedded IP Communityは、ミドルウェア/OS/ドライバ/ハードウェアIP/デバイスなど組み込み機器開発に必要な製品情報の他、それら製品を利用する際に関係する販売代理店、実績のあるシステムインテグレーターなどの情報を集約。製品検索や機能比較、適合情報などが閲覧できる他、その技術の導入実績、その技術をサポートできる代理店といった高度な情報がポータル内で簡単に調べることができるという。
「モノづくり技術の進歩が目覚しい近年、これまで以上の開発スピードや技術の高度化が求められている。組み込み関連業界では、効率的な開発と最適な技術選定のための情報活用や、企業間コミュニケーションの潤滑化が課題となっていた。組み込み関連の情報を統合的に集約/提供するEmbedded IP Communityを通じて、情報の活用と企業間の情報連携を支援していく」(同社)。
Embedded IP Communityの主な機能は以下の通り。
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