ディジタルメディアプロフェッショナルのOpenGL ES 1.1対応3DグラフィックスIPコア「PICA200 Lite」が、オリンパスイメージングのコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS Tough TG-1」(2012年6月15日発売)に採用された。
ディジタルメディアプロフェッショナル(以下、DMP)は2012年7月31日、オリンパスイメージングが発売したコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS Tough TG-1(以下、TG-1)」に、DMPのOpenGL ES 1.1対応3DグラフィックスIPコア「PICA200 Lite」が採用されたと発表した。
PICA200 Liteは、任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」に搭載されたことで一躍有名になった3DグラフィックスIPコア「PICA200」をベースとしている。PICA200からDMP独自の描画拡張機能「DMP MAESTROテクノロジー」を省き、UIアプリケーション向けに機能を最適化して、消費電力や回路規模を低減させたものがPICA200 Liteである。
Toughシリーズのラインアップとして2012年6月15日に発売されたTG-1は、防水・防塵、耐低温、耐衝撃性能の高さが特徴のGPSユニット内蔵コンパクトデジタルカメラである。GPS位置計測時間を短縮する「アシストGPS」機能、および「電子コンパス」機能のグラフィックス表示部分にPICA200 Liteが活用されているという。
オリンパスイメージングのデジタルカメラに、DMPのグラフィックスIPコア(PICA200 Lite)が採用されたのはこれで5機種目。これまで、2011年7月以降に発売されたミラーレス一眼PENシリーズ3種(OLYMPUS PEN E-P3、E-PL3、E-PM1)、およびOLYMPUS OM-D E-M5(2012年3月発売)に採用されている。
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