ドリルメーカーが開発したDLCコーティング技術とはDMS2012開催直前! ブース出展情報

2012年6月20〜22日に開催される「第23回 設計・製造ソリューション展」。出展社の1つ、丸紅情報システムズのブースでは、3次元デジタイザや3次元プリンタなどの他、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)のコーティングサービスも紹介する。

» 2012年06月15日 11時00分 公開
[小林由美,@IT MONOist]

 第23回 設計・製造ソリューション展(DMS2012)の丸紅情報システムズ(MSYS)のブースでは、ドイツGOM社の3次元デジタイザ「ATOS」などの各種計測装置と米Stratasys社の3次元プリンタおよび3次元造形システムを軸に、小ロット・多品種対応や生産効率の向上、品質維持などに関するソリューションを展示する。

 MSYSブースでは、「DLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティング技術」を紹介する。この技術は、プリント配線板の加工に用いる超硬ドリルのメーカーであるユニオンツールが、自社製品向けに開発したものだ。同社は、その技術を社外に提供する受託サービスを提供している。「DLCコーティングは、いま注目を浴びている技術です。このサービスを2012年5月に発表したところ、さまざまな分野の製造業のお客さまからお問い合わせをいただいています」(同社)。

 MSYSが扱うStratasys社の3次元プリンタ/3次元造形システムは、エンジニアリングプラスチックやスーパーエンジニアリングプラスチックを造形材料に用いることができ、小ロットの治工具や実部品の製造装置としても利用可能だという。今回のDMSでは治工具や実部品の製造に関する最新の活用事例を数多く紹介する予定とのこと。

Stratasys社の3次元プリンタ「FORTUS 250mc」

 さらに3次元デジタイザ「ATOS」などのGOM社の計測装置も展示。計測装置を活用した製造や検査、シミュレーションの手法やメリットをアピールする。「GOM社の技術は精度や測定効率に定評があり、お客さまの生産効率や品質レベルの向上に貢献できると考えています」(同社)。

3次元デジタイザ「ATOS」

第23回 設計・製造ソリューション展(DMS2012)

会期 2012年06月20〜6月22日 10:00〜18:00※最終日のみ17:00終了

会場 東京ビッグサイト

丸紅情報システム ブース情報

東2ホール(小間番号:23-34、7小間)



第23回 設計・製造ソリューション展特集

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