組み込み開発ニュース:
10年超の寿命が期待できる、産業機器向けバックアップ用全固体電池モジュール
マクセルは、産業機器向けのバックアップ用全固体電池モジュールを発表した。電源として、2023年に量産を開始したセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」を最大5個搭載している。(2024/12/9)
バックアップ用電源に最適:
寿命10年も マクセルが産業用全固体電池モジュール開発
マクセルは、産業機器のバックアップ用電源に適した「全固体電池モジュール」を開発した。10年以上の寿命が期待されるため、現行の一次電池を新製品に置き換えれば、電池を定期的に交換する手間を省き、生産ラインの稼働率低下を抑えることが可能となる。(2024/11/29)
労働安全衛生:
建機に後付けできるガラス反射型ディスプレイ開発、清水建設と安全対策効果を確認 マクセル
マクセルは、後付けできる建設車両向けのガラス反射型ディスプレイを開発し、清水建設と共同で、工事現場での安全対策の効果を確認する実証実験を行った。警告情報をフロントガラスに適時表示することでドライバーに気付きを与えられる他、少ない視点移動で確認ができることで、安全性が向上した。(2024/11/20)
組み込み採用事例:
高耐熱性全固体電池を画像認識ユニットのRTC用バックアップ電池に採用
マクセルの全固体電池「PSB401010H」が、マクセルフロンティアの画像認識ユニット「iXAM Vision Engine」に採用された。高耐熱性をはじめとする全固体電池の特長が、RTC用バックアップ電池に適している。(2024/11/12)
アルカリボタン電池、酸化銀電池など:
医療機器向け電池の生産倍増に50億円投資、マクセル
マクセルは2024年9月13日、今後需要拡大が見込まれる医療機器向け一次電池の増産に向けて小野事業所(兵庫県小野市)に約50億円を投資し、2027年度中に生産能力を現状比で2倍に増強すると発表した。(2024/9/24)
素材/化学メルマガ 編集後記:
マクセルの全固体電池、開発中の円筒形は容量200mAh
今回はマクセルが「TECHNO-FRONTIER2024」で紹介したセラミックパッケージ型と円筒形の全固体電池について語っています。(2024/8/2)
材料技術:
高い容量とエネルギー密度の薄型フレキシブル電池、体と環境にやさしい電解液
マクセルは、「TECHNO-FRONTIER2024」で、開発中の薄型フレキシブル電池「Air Patch Battery(AP)」と「Air Patch Battery II(APII)」について紹介した。(2024/8/1)
材料技術:
全固体電池の作動上限温度を150℃に引き上げる技術の開発に成功
マクセルは、全固体電池の電極技術を発展させ、作動上限温度を150℃に引き上げる技術の開発に成功した。(2024/6/3)
工場ニュース:
大阪府でセパレータ原膜製造設備を増設、製造能力が30%増
宇部マクセルは、車載用リチウムイオン電池の需要増大に対応するため、堺市西区の堺事業所内の堺事業所内でセパレータ原膜製造設備を新設する。(2024/5/20)
材料技術:
リブ部分のみを発泡させ樹脂部品の軽量化と強度向上を実現する新たな発泡成形技術
マクセルは、マクセルの発泡成形技術「RIC−FOAM(Resilient & Innovative Cellular Foam)」を応用し、補強構造体であるリブのみを部分的に発泡させることで、軽量化と曲げ荷重による変形抑制およびきれいな外観を実現する新たな発泡成形技術を開発したと発表した。(2024/4/17)
マクセルの「MD」がミニチュアになってカプセルトイに! 本物そっくりで懐かしすぎる
懐かしい!(2024/1/15)
なつかしの「MD」がガシャポンに 中のディスクはキラキラ光る
バンダイが「Maxell MD」を小型のチャーム化し、全国のガシャポン自販機で発売。(2024/1/10)
硫化物系電解質を使用:
105℃環境で10年稼働、システムのメンテ負担が減る全固体電池
マクセルは「SENSOR EXPO JAPAN 2023」にて、硫化物系電解質を使用した全固体電池を展示した。長寿命かつ高耐熱が特長なので、点検しにくい場所や過酷な環境下にあるインフラ設備のモニタリング/異常検知に貢献するという。また、酸化物系全固体電池と比べて高容量で最大放電電流が大きいという。【訂正あり】(2023/9/28)
組み込み開発ニュース:
乗用車のフロントガラスなどに投写できる小型で高精細なディスプレイを開発
マクセルは、乗用車、商用車、電車などのフロントガラス、アミューズメント施設や店舗内のガラスに投写できる、小型で高精細な「Bright Mirror Display」を開発した。(2023/8/16)
容量は約1.3リットル、重さは約1kg:
小型で高精細のガラス投射型ディスプレイを開発
マクセルは、小型で精細度が高い「Bright Mirror Display(BM-Display)」を開発した。自動車のフロントガラスや商業施設の透明ガラスに、映像や情報を写し出す用途に向ける。(2023/8/9)
組み込み開発ニュース:
全固体電池によるエナジーハーベスト対応の評価用モジュールキットを開発
マクセルは、ローム、ラピステクノロジーと共同でエナジーハーベスト対応の低消費電流モジュールキットを開発した。エナジーハーベスト向け充電制御IC、全固体電池、Nano Energy技術搭載の電源ICの組み合わせで構成する。(2023/8/1)
マクセルとロームグループが開発:
全固体電池採用エナジーハーベスト対応評価キット
マクセルは、全固体電池を用いたエナジーハーベスト対応の評価用キットを、ロームグループと共同で開発した。太陽光や室内照明を利用した電源システムの開発と評価を迅速に行うことができる。(2023/7/31)
組み込み開発ニュース:
全固体電池と超低消費電流技術を組み合わせた評価用電源モジュールキットを開発
マクセルは、同社のセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」とロームの超低消費電流技術「Nano Energy」搭載の昇圧DC-DCコンバーターICを活用した、低消費電流の評価用電源モジュールキットを開発した。(2023/2/14)
マクセル、ロームと共同開発:
全固体電池搭載の評価用電源モジュールキット
マクセルは、同社の全固体電池とローム製昇圧DC-DCコンバーターICなどを基板上に実装した「評価用電源モジュールキット」を、ロームと共同開発した。民生機器から産業機器まで幅広い用途において、全固体電池の採用拡大を目指す。(2023/1/25)
ゼンリン=「善隣」だったのか ハッシュタグ「みなさんのツイッター名の由来が知りたい」にさまざまな社名の理由が投稿され注目
他にもツバメノートやマクセルなど多くの企業が社名の由来を投稿しています。(2023/1/12)
マクセル CLB640:
1000サイクル対応コイン形リチウム二次電池
マクセルは、コイン形リチウム二次電池「CLB640」を開発した。外径6.8mmと小型ながら標準容量が13mAhと大きく、約1000回の充放電サイクル特性を有している。(2022/9/28)
医療機器ニュース:
軽度認知障害者の早期発見へ、特有の指タッピング運動のパターンを抽出
マクセルは、磁気センサーで手指の巧緻運動を定量化する技術を活用し、両手の親指と人差し指のタッピング運動から、軽度認知障害者に特有の運動パターンの抽出に成功した。(2022/9/5)
3つのコネクターを備えた5000mAh/1万mAhモバイルバッテリー マクセルから
マクセルはUSB Type-A、USB Micro-B、USB Type-Cのコネクタに対応したモバイル充電バッテリー2機種を発売。約105gの軽量コンパクトモデル「MPC-CD5000」、低電流機器の充電にも対応した「MPC-CD10000」を展開する。(2022/8/30)
マクセル:
エネルギー密度が従来比約2倍の全固体電池を製品化
マクセルは2022年7月25日、従来製品よりも約2倍のエネルギー密度を持つセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」を開発し、製品化したと発表した。リフローはんだによる基板への表面実装に対応し、105℃環境下で10年間使用できるという。2023年春に京都事業所に導入する量産設備で生産する計画。(2022/7/26)
車載電子部品:
HUDの体積半減しながらAR表示に対応、虚像距離の短さも克服
マクセルは2022年6月8日、AR(拡張現実)表示に対応したセット容積5l(リットル)クラスのヘッドアップディスプレイ(HUD)を開発したと発表した。(2022/6/9)
マクセル、最大10W出力対応のコンパクトなワイヤレス充電器を発売
マクセルは、最大10W出力に対応したワイヤレス充電器「WP-PD22」を発売。厚みが9mmとスリムでコンパクトなモデルで、カラーはブラック。(2022/6/2)
「カセットテープ」トレンド入り B’zの新アルバム発表で マクセルも便乗「60周年です」
12日夜、Twitterでは「カセットテープ」がトレンド入りした。人気アーティスト「B'z」が8月に発売する新アルバム「Highway X」の初回生産限定版にカセットテープが付属するという。(2022/5/12)
組み込み開発ニュース:
バイポーラ構造で従来比2倍の電圧5Vを実現、コイン形全固体電池を開発
マクセルは、硫化物系固体電解質を使用したコイン形全固体電池を開発した。バイポーラ構造による高電圧、高出力と、広い温度範囲、長寿命、高い安全性を提供する。非常用電源やバックアップ、車載への利用を見込む。(2021/9/27)
組み込み開発ニュース:
セラミック外装の硫黄物系全固体電池、基板への表面実装に「世界初」対応
マクセルは2021年3月30日、硫化物系固体電解質を使用したセラミックパッケージの小型全固体電池を開発したと発表した。セラミックパッケージの採用により、250℃環境下での信頼性を確保。基板へのリフローはんだ付けに対応した「世界初」の硫黄物系全固体電池だ。(2021/4/2)
リフローはんだ付けで面実装が可能:
マクセル、セラミックパッケージ型全固体電池を開発
マクセルは、セラミックパッケージ型の硫化物系全固体電池「PSB041515L」を開発した。コイン形全固体電池の容量や出力特性を維持したまま、耐熱性と密閉性を高めた。2021年中のサンプル出荷を予定している。(2021/4/1)
組み込み開発ニュース:
高容量の円筒形二酸化マンガンリチウム電池、スマートメーターやIoT機器向け
マクセルは、高容量のCR筒形電池「CR17500AU」を開発した。従来品をベースに電池の構造や使用材料を最適化し、エネルギー密度を高めたことで、17500サイズのCR筒形電池では業界最高レベルになるという高容量を備えた。(2021/3/5)
組み込み開発ニュース:
高輝度かつ高画質な非接触空中ディスプレイの共同開発を開始
日立オムロンターミナルソリューションズとマクセルは、非接触型の新商品を共同開発するための基本契約を締結した。高輝度、高画質な非接触空中ディスプレイを搭載した機器の開発、製品化を図る。(2021/1/28)
2021年から本格量産に移行:
マクセル、コイン形全固体電池の生産設備を導入
マクセルは、硫化物系固体電解質を用いたコイン形全固体電池の生産設備を小野事業所(兵庫県小野市)に導入し、2021年から量産を始める。(2020/10/2)
車載ソフトウェア:
視認性の低い領域だけを鮮やかに補正、車載カメラ向け画像処理技術を新開発
マクセルは2020年8月17日、車載カメラの映像に高視認化処理と色復元処理を高速で施す、高演色・高速画像処理アルゴリズムを開発したと発表した。映像内の暗く不鮮明な領域だけを高速で補正できる。映像内に映る歩行者などの視認性を向上することで、安全運転支援サービスなどの開発にもつながる。(2020/8/21)
夜間や悪天候でも明るく色鮮やかに マクセルが車載カメラ向け画像処理アルゴリズムを開発
マクセルは、夜間や悪天候でも車載カメラの映像を明るく色鮮やかに補正する画像処理アルゴリズムを発表した。ヘッドアップディスプレイなどに応用し、2021年から順次市場投入する。(2020/8/17)
明るく高コントラストの「空中ディスプレイ」、マクセルが開発 感染症予防に
空中に映像が現れ、触れるようにして操作できる空中ディスプレイ「AFID」をマクセルが開発した。感染症予防に有効な非接触型インタフェースとして2021年に市場投入する。(2020/7/27)
製造業IoT:
インフラ監視や防災用に、LPWA対応の省電力IoT電源システムを発売へ
マクセルは、LPWA対応のIoT電源システムを開発した。アルカリ乾電池またはCR電池を搭載し、必要な時だけ電力供給してシステム全体の待機電力を削減する。防災機器やインフラ監視機器用の電源への利用を見込む。(2020/7/6)
マクセル コイン形全固体電池:
硫化物系固体電解質を用いたコイン形全固体電池
マクセルは、「コイン形全固体電池」のサンプル出荷を開始した。10年以上の貯蔵、充放電サイクルが可能で、−50〜+100℃の温度領域で動作する。(2019/10/10)
組み込み採用事例:
スキンケアサービス専用IoTマシンの受託生産を開始
マクセルは、資生堂ジャパンが展開するIoTスキンケアサービスブランド「Optune(オプチューン)」の専用IoTマシンの生産を開始した。(2019/7/25)
製造マネジメントニュース:
日立は車載リチウムイオン電池も諦める、官民ファンドとマクセルに売却
日立製作所、100%子会社で車載リチウムイオン電池事業を担う日立ビークルエナジーの資本関係を再編し、官民ファンドのINCJとマクセルホールディングスとの共同出資体制に移行することで合意したと発表した。(2018/12/26)
医療機器ニュース:
水系電解液で安全性向上、ヘルスケアパッチ向け使い捨て電池を開発
マクセルは、医療やヘルスケアパッチに適した薄型のディスポーザブル電池「Air Patch Battery」を開発した。人体や廃棄後の環境への影響を考慮し、従来の電池で使われていた材料を使用せず、安全性を高めた。(2018/11/27)
イノベーションのレシピ:
美容家電に本気のマクセル、第1弾は温風を“出さない”ドライヤー
マクセルは2018年10月11日、同社で初めてとなる美容家電の新ブランドを発表した。ブランド名は同社名を逆読みした「llexam(レクサム)」で、美容家電事業への取り組みを強化する。ブランド価値向上と認知拡大を狙い、当面の間はレクサム製品を美容サロンルートのみで販売する戦略を取る。(2018/10/12)
マクセルが「光ドライヤー」発売 近赤外線で髪を乾かす
マクセルが光と風で髪を乾かす「光ドライヤー」(型番:MXHD-3000)を発表した。電熱線は内蔵せず、ファンの風と新設計ランプユニットの光で髪を乾かすドライヤー。光は可視光線と近赤外線が含まれる。(2018/10/11)
部屋干しのニオイを抑える扇風機型のオゾン発生器、マクセルが発売
マクセルが部屋干しの洗濯物を低濃度オゾンで除菌する扇風機型のオゾン発生器「部屋干し用オゾネオ」を発売する。湿気がこもりがちな室内やクローゼット、押し入れの除菌と消臭にも利用できる。(2018/9/19)
製造マネジメントニュース:
リチウムイオン電池のセパレーター事業を強化、宇部興産とマクセルが新会社
宇部興産は2018年7月31日、リチウムイオン電池のセパレーター事業を強化するため、新会社の設立と事業移管を行うと発表した。マクセルとの共同出資会社である宇部マクセルに宇部興産のセパレーター事業を移管するとともに、新会社「宇部マクセル京都」を設立して需要が急増する塗布型セパレーターの研究開発を加速させる。宇部興産とマクセルがセパレーター事業を一体運営することにより、競争力を高める。(2018/8/1)
マクセル、リムーバブルカセットHDD「iV」の販売を終了
マクセルが、リムーバブルカセットHDD「iV」(アイヴィ)の販売を2019年3月末に終了する。「存続の道を検討したが、継続供給が困難との結論に至った」という。(2018/6/20)
マクセル、カセットHDD「iV(アイヴィ)」を販売終了
(2018/6/20)
モノづくり最前線レポート:
二次電池各社の進む道、それぞれの先進技術と抱える課題
「第9回 国際二次電池展」の基調講演では、マクセルホールディングス、BYD、CATL、Teslaなど、日米中の二次電池関連各社が登壇。先進技術動向と抱える課題などについて説明した。(2018/3/23)
高容量化と高信頼性を両立:
Li電池のエネルギー密度、従来の約1.5倍に向上
マクセルは、リチウムイオン電池の高性能化技術を開発した。エネルギー密度は従来品の約1.5倍となり、耐熱性も高めた。(2018/2/28)
360度方向から立体像を観察できる マクセル開発の「裸眼3Dディスプレイ」でよりリアルな表示が可能に
コンテンツ生成技術と組み合わせれば動画再生も行えます。(2017/10/25)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。