ヤマザキマザック、省スペースの中大型部品向け門形マシニング 最大ワーク質量3t:工作機械

ヤマザキマザックは、中大型部品の高能率加工と省スペースを両立した門形マシニングセンタ「FJV-45/65」を開発した。従来機と比較して設置面積の増加を抑えつつ、最大積載ワークサイズを拡大している。

» 2026年10月13日 13時00分 公開
[MONOist]

 ヤマザキマザックは2026年10月8日、中大型部品の高能率加工と省スペースを両立した門形マシニングセンタ「FJV-45/65」を開発したと発表した。「JIMTOF2026」(同年10月26〜31日、東京ビッグサイト)に出展し、10月26日に販売を開始する。標準価格は5470万円(税別)で、年間40台の販売を目標としている。

主軸は3種類展開、最大積載ワークサイズが体積比で約30%向上

門形マシニングセンタ「FJV-45/65」 門形マシニングセンタ「FJV-45/65」[クリックで拡大]出所:ヤマザキマザック

 半導体製造装置部品や金型用部品の加工においては、より大きなワークへの対応と生産性向上が求められている。一方、大型機を導入したくても、マシニングセンタの設置スペースに制約がある現場も多い。FJV-45/65はこうしたニーズに対応するため、幅広い中大型ワークに対応しつつ省スペース化を図っている。

 FJV-45/65の有効門幅は1120mmで、最大積載ワーク質量は3000kgとなっている。従来機「FJV-35/60」と比較し、最大積載ワークサイズは体積比で約30%向上した。一方で、設置スペースの増加は約10%に抑えており、工場スペースを有効活用できるとしている。

 同製品は、高出力かつ高トルクの50番主軸を標準搭載する。主軸性能と機械構造の剛性を最適化した門形構造を採用しており、高負荷加工や長時間の連続運転に対応するという。大径工具の活用や加工条件に応じた送り速度の向上により、加工時間を短縮して生産性の向上に貢献する。さらにオプションで、鋼材や鋳鉄などの重切削加工に適した毎分7000回転の高トルク主軸、アルミ材の半導体製造装置向け真空チャンバーなどの加工に適した毎分1万8000回転の高速主軸も展開する。

 オプションのアングルホルダを使用すれば、1本のツールで4側面の連続加工ができ、工程集約も可能だ。さらに、同製品は大きな開口部を確保できる天井一体型ドアを採用しており、大型ワークの搬入作業を効率化できる。

主な仕様
X軸移動量 1600mm
Y軸移動量 1100mm
Z軸移動量 660mm
テーブル作業面 1740×1000mm
機械の幅×奥行き 3780×5687mm

※本記事は制作段階で生成系AIを利用していますが文責は編集部に帰属します(ITmedia AI倫理ポリシー)。

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