システムインテグレータは、PDF化された図面の検図に特化したレビューツール「SEKEY レビュー」を提供開始する。検図時の指摘や変更理由を構造化データとして蓄積し、これまで個人の記憶や図面上の赤字にとどまっていた設計ノウハウの共有、活用を支援する。
システムインテグレータは2026年9月8日、PDF化された図面の検図に特化したレビューツール「SEKEY レビュー」を発表した。同年10月1日から提供を開始する。「設計判断を企業資産にする」という「SEKEY構想」の第1弾に位置付ける。
SEKEY レビューは、図面の比較、赤入れ注釈、指摘の集約、承認ワークフローなど、検図に関わる一連の業務を1つの製品で扱えるツールだ。大判図面ビュワーは複数ページのPDFや画像に対応し、新旧の図面を左右に並べ、ズームやスクロール、ページ送りを同期させながら比較できる。
図面への直接書き込みに加え、図面上で範囲を指定し、カテゴリーや判定、理由と併せて指摘を登録できる。指摘を記録する時点で、「いつ、誰の、どの指摘を受けて、なぜ変更したのか」という設計判断を構造化データとして蓄積する仕組みで、図面を変更した経緯を後から検索、活用できる形で残す。
複数人による指摘は一覧に集約され、未確認/確認済みのステータスで管理できる。また、多段承認ワークフローを搭載し、承認ステップの進行状況をタイムラインで可視化する他、差し戻しとその理由の確認、修正版の再提出までを管理する。
提供形態はオンプレミス型で、図面データや検図で蓄積した指摘、設計ノウハウを利用企業の社内環境に保持する。利用料金は月額1万2500円(税別)からで、この料金で5人までのレビュアーが利用できる。1人当たりでは月額2500円となり、検図を依頼するユーザーや図面を閲覧するユーザーは、人数の制限なく無料で利用可能だ。
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