ミロクリエは「メンテナンス・レジリエンス2026」の構成展の1つである「プラントメンテナンスショー」において、設備保全クラウドシステム「ミロクルカルテ」の新機能となる、AIを活用した「ミロクルAI分析レポート」を紹介した。
老朽化や複雑化、高度化する設備の保全業務が課題になっている。深刻化する人手不足を背景に、従来業務の大幅な効率化はもはや“待ったなし”の状況だ。
そうした中、ミロクリエは「メンテナンス・レジリエンス2026」(2026年7月15〜17日、東京ビッグサイト)の構成展の1つである「プラントメンテナンスショー」において、設備保全クラウドシステム「ミロクルカルテ」の新機能となる、AI(人工知能)を活用した「ミロクルAI分析レポート」を紹介した。
ミロクルカルテは、従来、紙やExcelで行われていた設備保全業務をデジタル化するクラウド型の設備保全システムだ。
故障対応では、異常発生から作業完了までを一気通貫でサポートする。PCやタブレット端末、スマートフォンから保全作業の進捗状況を一目で把握でき、誰がいつどんな作業を実施しているかを共有する。過去の作業履歴は設備単位や種類、メーカー、故障要因などから検索が可能だ。設備に使用する部品の在庫/入出庫をシステムで一元管理でき、発注点アラートや自動減算機能により、欠品/過剰在庫を防ぐ。
計画保全としては、定期交換や補修作業など今後の予定を一元管理でき、実施日には通知が届く。作業ボードとも連動するため、実施漏れを防ぎながら計画を確実に遂行できる。
「何の作業がどんなスケジュールで実施されるのかなどを把握できていない企業もいる。紙の記録では、過去の履歴を探すのも時間がかかる。Excelでも、詳細の検索は難しい。ミロクルカルテは、病院の“カルテ”のように、設備に対して故障時にどんな処置がされたのかなどを記録する、いわば設備のカルテとなる」(ミロクリエの説明員)
オプションとして「ミロクルAI保全ナビ」が利用できる。これは、過去の対応履歴を基にAIがトラブルの対処法を即座に提示する「作業支援チャット」と、現場でのスマートフォンやタブレット端末への音声入力をAIがリアルタイムで補正、ガイドする「音声入力ガイド」の2つの機能がある。
また、今回の展示会で初公開した「ミロクルAI分析レポート」は、設備保全の現場データをAIが読み解き、経営、現場が必要とする分析を即座に自動生成するサービスとなる。20種類以上の業界標準メニュー(OEE:設備総合効率/MTBF:平均故障間隔/MTTR:平均修復時間/パレート分析など)から選択するだけで分析が即座に生成され、「先月との差分は?」などの追加質問を投げかけることも可能だ。
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